理想のフルートと出会うための条件

最終更新: 2020年11月1日

名古屋・知多半島のフルートレッスンなら

愛知県東海市のらぱんフルート教室ꪔ̤̫

講師の岩崎有紗です。



今日は自分の理想に合ったフルートを選ぶために

何を基準にして考えれば良いかについて

ご紹介します。



そもそもフルートって全部同じじゃないの?

金色と銀色はちがいがあるの?

などと思っている方も

いらっしゃるかもしれませんが

全然違うんですよ〜

ぜひ記事を読んで

フルートの知識を増やしていただけたら

うれしいです


さてさて、楽器を選ぶうえで重要なポイントは

ずばり2つ!

①吹きやすいこと

②目的に合っていること

です。

①吹きやすいこと

安価な量産モデルでもハンドメイドモデルでも

どちらにも言えることですが、

楽器は製造過程でどうしても

個体差が生まれます。

同じモデルでも機体によって

吹きやすい吹きにくいの差が

確実にありますから

楽器を購入する際は

選定をすることが望ましいです。

↑選定とは何本かのフルートを試し吹きして

そのなかから良いものを選ぶ作業のこと。

選定をやりたい場合は

基本的には楽器屋さんに事前にお願いしないと

対応してもらえません⚠︎

必ず選定したいという方は

楽器を見に行く前に

電話などで問い合わせましょうꪔ̤̮

(先生の紹介がないと

対応してもらえない場合などもあります)

②目的に合っていること

ここで言う目的というのは、

「自分がどんな音色を出したいか」

ということです。

また、メーカー毎の差や

楽器のお値段については

とりあえず抜きにしてお話をしますね。

フルートは製造方法や材質によって

音色にかなり違いが出てきます

(それによって価格も変わるわけですが…)

なので自分が求める音色に合った作り方、

材質のものを選ぶのが良いです。

例えば一番ピンとくるのが

材質についての話でしょうか。

一般的には

銀でできたフルートは深くて柔らかい音

金でできたフルートは輝かしく華やかな音

になるということが知られていると思います。


プラチナ製だともっと重い感じの響きが出ますし

木管のフルートは柔らかさと力強さを

兼ね備えたかんじ。

金でも9K.14K.18K.24K…と

金属の配合バランスによって

また音色も変わってきますし、

メーカーさんによっては

独特の配合バランスの楽器を

作っていらっしゃるところもあります。


メッキがかかっているだけでも

音色が変わりますね。

一番安価な洋銀(ニッケルと銅の合金)は

鳴らしやすく明るい音色が特徴ですが、

ニッケルは汗と反応して

金属アレルギーを引き起こしやすいので

注意が必要です。

また、吹奏感に大きな影響を与えるのが

トーンホールの製法と管厚です。

トーンホールとは音孔つまり指穴のことで、

そこに立ち上がっている煙突状の部分です。

その製法が2種類に分かれます。


音孔を開けた部分を管体から引き上げて、

その先端を外側に丸めたドローントーンホールと、

煙突部分を別に作っておいて、

穴を開けた管にくっつけたソルダードトーンホールです。


一般的にはドローントーンホールの楽器は

軽い吹奏感と明るい音色

ソルダードトーンホールの楽器は

音の粒だちがはっきりとし、

深い音色になると言われています。

管厚は、文字通りフルートの管体の肉厚のことで、

ハンドメイドの楽器は

この管厚を薄くしたり(ライト)

厚くしたり(ヘビー)のオーダーが可能です。

ライトの楽器は軽く明るい音色

ヘビーの楽器は重厚感のある音色になる

と言われています。

このように、材質や製法によって

現れる特徴を知って、

自分が求める音色に合った楽器を選ぶのが

ベストです。

わたしの知り合いのフルートの先生は、

レッスンで生徒さんと一緒に吹くときに

軽く吹けるよう

練習・本番用とは別に

レッスン用の管厚の薄い楽器を

購入していらっしゃいました。

軽く吹けるし、音色も明るくて

仕事のときには良いですよね◎

そういった目的に合わせて選ぶのも

有りなんです。


ちなみにここで

わたしの楽器選びのエピソードをご紹介。

わたしはパウエルの

ハンドメイド総銀製フルートを

吹いています。

(H足部管付き、リングキィ仕様、Eメカ付き、ソルダードトーンホール、管厚標準)

わたしはとにかく

音の立ち上がりをはっきりとさせたかったので

まずソルダードトーンホールは

絶対条件でした。

音色も、柔らかさがありながら

太くしっかりとした感じがよかったので

総銀に。

わたしの先生は

某M社の楽器を一押ししていたのですが

(先生もそのモデルを使っていた)

わたし的にあのM社独特の音色が

どうしても好きになれず…(M社ユーザー様すみません🙏)

いろいろなメーカーの楽器を

試奏させていただいたのですが

同じ総銀・ソルダードの楽器でも

メーカー毎のカラーというか

音質が全然違うんですよね。

悩んで悩んで悩みまくって、

一周回って一番音色が上品かつ力強かった

パウエルのフルートを選びました。

今はとても気に入っている楽器ですが

後悔ポイントも少しあります。

あくまでわたしの私見ですが、

パウエルの音色は

吹きはじめは少し粗いかんじがして

しかもソルダードにしたので抵抗感も強くて

音色がまとまってくるまでに時間がかかります。

当時は毎日何時間も

モリモリ練習していたので、

伸び代のある音色の楽器を

選んだつもりでしたが

練習時間があまり取れない状況に

変わったときに

それがネックになりました。

本番前も、ウォームアップに時間がかかるし

そこで初めて

「もっと吹きやすい楽器にすれば良かった」

と思いました。

(パウエルが吹きにくいということでは無く、

個体差のせいもあるかもしれません)

今は慣れましたけどね😅

だから生徒さんの楽器を選定するときには

まず吹きやすいかどうか?

を第一条件に選んでいます。

パッと吹いて良い音が出る楽器が

良いと思っています。

あとはもちろん予算の兼ね合いもあるので

限られた条件のなかで最善の選択ができるよう

アドバイスをさせていただいていますꪔ̤̮

楽器選びの際は

ぜひ参考にしてみてくださいね♩

選定等のご相談も承りますので

お気軽にお問い合わせください♬

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