先月行った発表会(門下生によるフルートコンサート)の前に
人前で演奏するときに緊張して
思い通りに吹けない、
「あがり症」で困っているという
生徒さん向けに
ワークショップを行いましたので
レポートしたいと思います😊
このワークショップを開こうと思った
きっかけは、
今までおさらい会の経験はありましたが
今回のように、「生徒さん皆が同じ一つの演奏会に向けて準備していく」
ということが初めてだったため
生徒さんそれぞれのご様子を見ていると
コンクールのように競ったりしない、
勝ち負けもない、
身内が集まる楽しいコンサートだと
頭ではわかっていても、
やはり「人前で演奏する」という
プレッシャーから
きちんとレッスンを重ねて準備してきている
という事実があるのにも関わらず、
精神的に不安定になってきている方が
いらっしゃるなあ~と気が付いたことでした😌
それ自体、悪いことでも、
恥ずかしいことでも何でもなく、
私自身が本番で緊張しすぎて実力が出せず
悔しい思いを何度もしてきていて、
後から考えると何でもないようなことでも
一人で抱え込んでいる時間は
とても苦しいもので、
さらに凝り固まった思考で本番に臨んでも
良い結果を生まないことも経験済み😅
だったので、
✓「緊張」ってそもそも何?
✓なぜ緊張することをネガティブに考えるのか?
✓他の人はどう考えている?
などなど、
自分以外の人と共有できる機会があれば
心の持ちようも変わってくるかもしれないと思い、
演奏自体とは離れたところで
コンサートへの準備ができる機会として
このワークショップを開きました😊
前置きが長くなりましたが、
要は、「コンサートに出演する」ということを
とにかく楽しんでいただきたくて、
最初は自主的、積極的だったとしても
悩んだり、苦しんだりすることを
減らして差し上げたくて
そのために企画いたしました😊
実際に行ったワークショップの内容はこちらです
↓
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①緊張したとき、身体と頭の中はどうなる?
②自分の性格を分析しよう
③パニックを回避する魔法の言葉
④あがり症に効く〇〇ほぐし
⑤あなただけに送るアドバイスメッセージ(タロットカード)
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①~⑤それぞれレポートしていきますね😊
①緊張したとき、身体と頭の中はどうなる?
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「緊張したとき」と表現できるということは、
通常の状態とは違う、ということですよね?
通常の状態とは違う箇所はどこなのか?
具体的に挙げてもらいました😊
・手足が震える
・息ができなくなる
・顔に汗をかいてくる
・暑いのに手が冷たい etc...
心の中は
・「帰りたい」と思う
・早く終わらないかなと思う
・いなくなりたい
または
・やたら冷静(あ~震えてるな~と状況分析したり) etc...
自分と同じ!!と思うこともあり
そうでないところもあり…という発見がありました😊
この事項から、お二人はそれぞれ
■パニックになるタイプ
(緊張で身体がこわばる、心が拒否反応を示す)
■心と身体の反応が乖離しているタイプ
(身体は正直(震えなど出る)、でも頭は冷静)
というタイプだとわかりました😊
このように、だいたい自分が
どのようなパターンで
緊張に対して反応するかということを
自分自身で把握しておくことは大切です☝️
②自分の性格を分析しよう
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自分の性格で、緊張につながっている要素はあると思いますか?
と聞いてみると
「恥をかいちゃいけない」
「ちゃんと演奏しなきゃいけないと思っている」
「本番こそ120%じゃないといけない」
「足を引っ張りたくない」
「下手だと思われたくない」
など、正直な気持ちが出てきました😌
例えば、
・真面目
・人に嫌われたくない
・迷惑をかけたくない
・劣っていると思われたくない
・人に好かれたい
・自分にやたら厳しい(自己評価が低い)
という性格は、緊張に繋がりやすいと言われています。
わたしは、
「あなたがたとえ氷のように潔癖で雪のように潔白であろうとも、世の悪口はまぬがれまい」
という、シェイクスピアの名言を
お2人にお伝えしました。
他人からの評価を恐れるあまりに、
「演奏したい」という目的から
「緊張をどうにかしたい」というふうに
目的がすり替わっていませんか?
他人にどう思われるかよりも
自分がどうしたいのか?ということを
大切にしたいですね☺️
③パニックを回避する魔法の言葉
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これは私の演奏人生のなかで
本番前、弱気になりそうなとき
パニックになりそうなときに
先生や母親からかけてもらって、心に残った言葉
支えにしてきた言葉を3つお伝えさせていただきました。
(これは、ご参加の生徒さんだけにお伝え😊)
なにか自分のおまじないになるような
言葉があると、
そのことを考えているときは
緊張している自分の感情を排除できて
落ち着くことができますよ😊
自分にフィットする「格言」を、ぜひ探してみてはいかがでしょうか?
④あがり症に効く〇〇ほぐし
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これも、ご参加の生徒さんだけにお伝えしました🙏
緊張すると、身体がうまく動きません。
すると、うまく楽器が扱えません。
その状況にさらに緊張することがあるので
身体をほぐして筋肉のうごきをよくすることで
心は緊張していても、楽器の扱いに影響なく
まずまずな演奏ができている
と自分でわかることで
緊張がとれやすくなるという
「外堀(身体)から埋めて、緊張(心)を取っていく」
という方法です😊
⑤あなただけに送るアドバイスメッセージ
(タロットカード)
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最後に、私が完全趣味でしているタロットを
おまけでさせていただきました😉
それぞれにメッセージカード、
アドバイスカードを引かせていただきましたよ🔮
お一人目の方
<メッセージカード>
ワンドの7
・有利な立場から物事をコントロールできる状態
・運気の風が吹き、なにもかもが味方になっているように感じるでしょう
・目的が定まっている、信念が生まれる
・弱さに打ち克つ
大丈夫ですよ😊やっかいごと(緊張に悩んでいること)は払いのけられますよ
というカードが出ました♪
<アドバイスカード>
ソードの5(逆位置)
・計画をしっかり練りなおして
・攻めより守りに転じて
コンサートまで残り1週間、
いままでやってきたこと、どんな風に吹きたいかを整理しなおして
自分にできることを確実にやっていきましょう😊
というアドバイスでした💛
お2人目の方
<メッセージカード>
ペンタクルのエース(逆位置)
・実力に絶対的な自信がまだない
・利益ばかり考え適切な行動が起こせない
・利益はあとからついてくると考えて
「いい恰好しよう」と力まずに、自分のできることをやれば
周りからの評価は後からついてきます😊
(見透かされているな~と声が漏れていました😂)
<アドバイスカード>
ソードのクイーン(逆位置)
爆笑していますが(笑)
・ピリピリした空気を出さないで (笑)
・笑顔を意識して
・気が休まらない状態
ヒステリックにならずに
勝ち負けにこだわらずに
無理しすぎて体調を崩さないように気を付けて😊
あれこれ考えずにシンプルに
演奏しようとすればうまくいきます
とお伝えさせていただきました😊
いかがでしたでしょうか?😊
主観を排除して
ヒントを与えてくれたり、
凝り固まった思考に風穴を開けてくれる
タロットが教えてくれるメッセージは
お二人の心に届いているように見えました☺️
今日ここに載せた以外にも盛り沢山だった
ワークショップですが、
思った以上にお役に立ったようで、
こんなご感想をいただきましたよ😊
ありがとうございました😊
その後行われたコンサートは
ご報告の通り、大成功でした🎉
この記事の内容が、
演奏のときの緊張でお悩みの方に
すこしでもお役に立てたらうれしいです😊
ご感想などありましたら
ぜひLINEから送ってくださいね
また、緊張にお悩みの方に対応したレッスンも
行っております。
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